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股関節の痛みは筋肉?骨?軟骨?
【筋肉ではなく関節の動きが痛みを左右する──腰の痛み編】に続く股関節編です。
レントゲンでは問題無いのに股関節が痛い…その原因は
「股関節が痛い」と言っても、歩くときにズキズキする人もいれば、立ち上がる瞬間にピリッとくる人、長時間座っていたあとに伸ばすと痛む人など、その症状は本当にさまざまです。
実はこの股関節痛の原因のひとつに“関節の動きの悪さ=関節機能障害”にあることをご存じでしょうか?
整形外科でレントゲンを撮って「特に異常ありません」と言われた経験がある方。その痛み、実は見えない部分、つまり“動きの質”の問題かもしれません。
よくある股関節の痛みの例
こんな症状ありませんか?・歩きはじめに脚の付け根が痛む
・長時間立った後や座った後に、動き出すときが痛い
・靴下を履く時に脚が曲がらない
・階段の昇り降りで片脚が踏ん張れない
・夜、横向きに寝ると痛くて目が覚める
こうした動作で痛みが出る場合、股関節そのものというよりも、その周囲の関節(骨盤・腰椎)を含めた“動きの連携”がうまくいっていないことも多いんです。
もちろん股関節周辺の筋肉や腱、靭帯を痛めているケースもありますが、そういう純粋に怪我にあたるものは時間とともに自然に治っていきます。
なぜ股関節の動きがズレるのか?
股関節は、身体の中でも特に深く、強靭な関節です。だからこそ、多少の動きのズレがあっても見た目には現れにくく、レントゲンやMRIでも異常が映らないことが少なくありません。
しかし実際には、「本来の動くべき軌道」から少し逸れて動いているケースが多く、そうなると筋肉が防御的に働き固くなることで関節の可動域が狭くなり、痛みをかばって別の場所が緊張したりすることで、慢性的な痛みや違和感につながります。
関節機能障害の特徴的な検査と兆候
痛みがあるならこの徴候を放置してはダメ!・あぐらがかきにくい
・足を外に開くと左右差がある
・片脚立ちが安定しない
・検査で股関節を回すと途中で止まる
当院では、これらの機能的なチェックを通じて、股関節が「正しく動いているのか、いないのか」を見極めます。
治療方針:動きを“修正”する
股関節の痛みは安静が必要な場合もありますが、必ずしも「動かしてはいけない」痛みだけではありません。その判断が重要であることは知っておくべきです。
大切なのは“なにが原因なのか”“どう動いているか”です。もしも原因が怪我でないならば、私たちは関節が本来動くべき軌道=「関節運動の軌跡」を正常に戻すために、股関節単体ではなく、骨盤や腰椎との連動を含めて調整します。
当院の治療アプローチ
- 関節の可動性を引き出す施術
- 関節軌道の“脱線”を正す動作修正
- 使われていなかった筋群の再教育
などを段階的に行っていきます。
なぜ治っても戻るのか?
実は、股関節の機能障害は「女性では生まれつき股関節の関節構造に問題がある」場合と「かばっていた結果」である場合が多いです。
生まれつきであるものは別として、腰椎や骨盤の可動性の低下、膝関節の動作不全などが原因で、股関節が本来以上の役割を負わされ、その結果として痛みや可動域制限が起こるパターンは非常に多いです。
つまり、股関節だけを診ても、本質的な解決にはならないのです。
当院では、再発しない身体づくりを目指して、痛みのある場所と“原因となった場所”を区別しながら治療していきます。
当院の特徴
当院の考え方「通いやすさより治りやすさ!」
・駅から遠い
・通いやすくはない
・でも「ここなら治してくれる」
と紹介で来られる方が多いです。通いやすさではなく、「本気で治したい人」に選ばれている治療院です。
当院につくて詳しい情報は、「当院について」をご覧ください。
まとめ
股関節の痛みを放っておかないで
レントゲンで異常がなくても、股関節の痛みは確実に存在します。その原因の多くは、「関節が正しく動いていない=関節機能障害」です。
当院では、局所だけでなく全体のつながりに着目し、痛みの本当の原因にアプローチしていきます。
【もしかして今の治療が私の股関節には合ってないかも】と思った方はぜひ一度ご相談ください。
東京都練馬区立野町7-5 シティハイツ吉祥寺 1F
TEL.03-6904-9529
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